スポーツはキューバ人の生活において、とても重要な要素のひとつです。小さな島国であるにも関わらず「世界でも稀に見るスポーツ製造マシーン」のようだ、と言われるように近年は卓越した多くのスポーツ選手を生み出しています。

 

キューバは歴史的にアメリカ合衆国と非常に深いつながりがあり、これがスポーツ界においても大きな影響を与えています。野球はキューバで最もポピュラーなスポーツで、国技でもあります。1878年にキューバリーグが発足し、同じ年の12月に初めての試合が行われました。1940年代にはキューバ野球リーグのチームは、工場労働者や様々な職種の会社代表選手によって構成されていました。1959年の革命勝利後、革命政府は野球を優れたスポーツの象徴として扱い、キューバ革命の重要要素のひとつとなったのです。

キューバは歴史的にアメリカ合衆国と非常に深いつながりがあり、これがスポーツ界においても大きな影響を与えています。野球はキューバで最もポピュラーなスポーツで、国技でもあります。1878年にキューバリーグが発足し、同じ年の12月に初めての試合が行われました。1940年代にはキューバ野球リーグのチームは、工場労働者や様々な職種の会社代表選手によって構成されていました。1959年の革命勝利後、革命政府は野球を優れたスポーツの象徴として扱い、キューバ革命の重要要素のひとつとなったのです。

1961年にキューバ政府はプロ選手による旧来の体制代えて、Serie Nacional de Béisbol(セリエナシオナル・キューバ野球リーグ)という新たなアマチュアリーグ体制にしたのです。つまり革命勝利後は、国が目指していた社会主義的思想を基盤として、それまでの拝金主義的な考え方を排除したのです。そしてキューバの野球は世界でも優れているとみなされ、キューバ人選手がアメリカの大リーグや日本、カナダなどで活躍するようになりました。エル・ドゥケ・エルナンデスとリバン兄弟、ローランド・アロホ、最近ではアロルディス・チャップマン、ヤシエル・プイグ、ジュリエスキ・グリエルなどがいますが、彼らの活躍によってキューバ人は皆、自国の野球を誇りに思っているのです。

キューバにおいて、野球が最も大事なスポーツであることは間違いありません。しかしながら他にもボクシングや陸上競技のように、世界のトップレベルにあるスポーツがあります。3回オリンピックを制したボクシングのテオフィロ・スティービンソン、走り高跳びの世界記録保持者であったハビエル・ソトマジョールなどキューバ国内の英雄であるだけでなく、世界的にもその名を残す選手がいます。彼らは未来のスポーツ選手たちの手本であるとともに、多くの子供たちが彼らのようになりたい、という憧れでもあるのです。

このようにキューバ人にとってスポーツは本当に重要で、社会を支える柱といっても過言ではありません。ボクシングでも、野球でも、陸上でもなんでも構いません。

「スポーツは国民の権利である」

とフィデル・カストロが言ったように、全てのキューバ人はスポーツを楽しみ、親しんでいます。おそらくこれが人口も少ない小さな島国にも関わらず、スポーツにおいて優れている理由でしょう。スポーツはお金持ちだけのものではなく、全ての人々のためにあります。才能は買うものではなく、どんな場所でもどんな人の中にも見いだすことができるものなのです。